2011年 11月 30日
2011.10/24~11/23 下咽頭ガンでの入院記録です(その1)
8月の PET(オプション健診)で、初期の下咽頭ガンが見つかったんです。
10/24から11/23、丁度1ヶ月間入院しました。
おかげさまで、下咽頭ガンの切除手術は成功しました。
今日はその入院記録( その1~その3で )をブログにしましたがご容赦下さいね。
見苦しい点がありましたらどうかスルーしてください。
入院の記録は箇条書きにしました。なお、内容補足で数枚写真添付しております。
①10/24午前 下咽頭ガン(食道の直前)手術で愛媛県立中央病院に入院。
9月から10月上旬にかけ外来で数回検査を受け、手術することを決めた。
②当日午後、最後の検査として胃カメラの精密検査を受診。
26日の手術は、予定通り内視鏡によるガン掻き出す方法で決まりました。
③10/26午後 2時間の手術(全身麻酔)開始。
内視鏡で薬注し、ガン組織を膨らませ掻き出す予定だったが、
上皮から深くて管を傷つける心配が生じ、手術開始から1時間後中止となった。
④医師チームの最終結論は、外科手術で小幅の管ごと切除という残念な判定。
数回の再検査を行い、11/9 再手術することになった。
⑤11/9午前 5時間の再手術(全身麻酔)開始。
手術は成功、24時間 ICU室で安静( 今回の入院でこの日が一番苦痛でした・・・発熱と痛み )。
⑥11/10夕方 病室に戻る。
⑦11/11朝 尿道のチューブと点滴は外れ、ベットから起きれるようになった。
今日からは鼻の管から鎮痛剤・液状栄養剤が直接胃に注入。
⑧11/12朝 手術の傷口2ヶ所に埋め込まれているドレンチューブも外れた。
ドレンは浸出液(傷が癒着するとき出る血混じりの液体)を体外に出すもの。
浸出液を貯める小タンクも身体から外され、更に動きが楽チンとなる。
⑨11/16朝 傷の抜糸と午後CT検査受診(薬を飲んで咽頭の傷からの漏れなど調べる)も
問題なかった。これで鼻チューブもとれて全てから開放された。
⑩11/16夕食 粥とペースト状のオカズですが、初めて口から飲み込め、水・お茶も自由の
身となり嬉しい限りです。
⑪11/18 やっと10日間ぶりの入浴、頭も洗えてホッです。
それまでは、看護士が毎日全身オシボリで拭いてもらってたが、無くなりチョイ残念かな。
⑫11/22 食事も普通食(細かくカットされたオカズであるが)となり23日退院となる。
すこぶる順調に回復、本当に先生・看護士さん感謝です。
今後最低2年間、2ヶ月に1回外来でメンテナンス受診が必要です。
それをクリアーして、今回のガンは克服と云うことになるのです。
補足写真①
手術2日後、ガーゼ取り替えた時の写真です。
ソフト処理とハイキー加工すると、こじわやシミが誤魔化せるんですね。
汚いのが隠れたので、勇気だして公開しました(笑)
手術は2ヶ所(各5㎝の位の切傷跡)です。
(耳下のリンパ腫瘍と首の根っこあたりの下咽喉ガン、切除です)
耳下のしこりは、放置して経過観察で良いと数年前から医師に云われていたもの。
今回、注射器でしこりの組織を吸い取り調べたが、やはりガンは陰性でした。
でも、下咽喉ガンのリンパ節とつながる場所にあるので、この際切除しましょうと云うことに。
チューブが3本ぶら下がっています。
鼻から胃に送るチューブと切傷口2ヶ所(リンパ腫瘍と下咽喉ガン切除)に埋め込んでるドレンチューブです。
鼻は薬・栄養剤を直接胃に注入するもの。
傷口に埋め込んでるのは、キズから出る浸出液(血まじりの粘液)を体外に出して
治りを良くするためだそうです。
他に、鼻から酸素を捕って呼吸を楽にしているチューブも付けてます。
補足写真②
同日、点滴から鼻チューブに切り替わる。鎮痛剤・栄養剤・水補給の食事です。
補足写真③
左が酸素、右はタンが詰まったときに吸引するバキューム装置です。
バキュームは辛そうですね、幸いお世話にならずに済みました。
補足写真④
術後3日目、ドレンチュ-ブを抜いた傷跡(マル印=浸出液用チューブを抜く)と
メスの跡(2ヶ所)をマイクロホ゜アテーフ゜(傷固定用です)でしっかり保護、
傷はうっすら見えます。
このテープは、しばらく貼ることで傷跡を平べったく・跡もキレイにするためだそうです。
まだ、ほほ・首は少しはれてます。
この辺りは神経が密集してるので、術後半年~1年ぐらい痺れが抜けないそうです。
当面頓服薬3回/日服用します(チクチクと痛みも続くようです)。
続く・・・
by nicecolor
| 2011-11-30 21:20
| 健康